豆知識

家づくりの流れをわかりやすく解説!10ステップで理想の家が建てられます。

家づくりの流れをわかりやすく解説!10ステップで理想の家が建てられます。
Category
豆知識

家づくりを検討するとき、思い立ったものの何から始めれば良いのかわからないという人も多いのではないでしょうか?家づくりは人生において一番大きな買い物です。自分の希望の場所の土地を買って、要望通りの家を建てたいと誰もが思いますが、実際の家づくりは思い通りにいくことばかりではありません。やるべきことや決めなければいけないことがたくさんあります。そして、全てが決まってからも建物が完成するまでには数ヶ月かかります。大まかな家づくりの工程を理解することで、どのタイミングで何をすればいいのかを把握して進めることができます。この記事では家づくりの流れを10のステップでわかりやすく解説していきます。

※家づくりの進め方は、その人の状況によって前後する可能性があります。

家づくりの流れ10STEP

家づくりの流れをわかりやすく解説!10ステップで理想の家が建てられます。

1.情報収集と住宅会社選び

家を建てたいと思った時は、まずは自分たちがどんな家を建てたいのか?家族とも話し合い、家のイメージや要望をまとめていきましょう。

どんな家に住みたいのかわからない場合は、SNSや住宅専門雑誌などで情報収集をすることで、家で叶えたいことや、暮らし方などイメージが湧きやすくなります。

今はたくさんの情報が溢れているので、要望は多くなるかもしれませんが、その中でも絶対に譲れない優先順位を事前に決めておくとその後がスムーズに進めやすくなります。

そして、情報収集はネットだけでなく住宅展示場や実際に住宅会社が開催する見学会に参加して、新築住宅をリアルに体感することも大切です。選び方としては、要望を叶えてくれそうな住宅会社を探し、HPの施工事例などを見て、見学会やイベントに参加する。気になるところは積極的に質問してみましょう。ここで見るべきことは、住宅はもちろんですが住宅会社の営業マンの対応や質問への回答、またその後のやりとりなど。一生に一度の家づくりを信頼して任せられるかを見極めるタイミングでもあります。

2.住宅会社の決定と土地探し(土地なしの場合)

希望する住宅会社が決まったら、土地探しを手伝ってもらいましょう。自分たちでも不動産会社やポータルサイト等で土地探しはできますが、並行して手伝ってもらうことがオススメです。なぜならば、土地はネット上に載っている情報だけでは判断できない部分がたくさんあるからです。そもそも住宅を建てることのできない土地であったり、住宅を建てるとなると土地代以外にもあれこれお金がかかってしまう場合もあります。

自分たちだけで判断するのではなく、建築のプロである住宅会社に手伝ってもらうことで、事前に失敗を防ぐことができます。希望のエリアや予算や条件に合う土地を見つけるには、場合によっては半年以上かかることもあります。引越ししたいタイミングが決まっている場合は逆算して、余裕を持って土地探しを始めましょう。

3.土地決定と敷地調査・地盤調査

希望の土地が決まったら、住宅会社に敷地調査と地盤調査を依頼します。敷地調査とは敷地を正確に測量し、どのような法規制があるかなど、登記簿の情報と照らし合わせ、確認する作業です。

その他にも水道や電気、ガスの配管の有無、道路の特徴、高低差など、土地に関わる様々な項目を調査します。また地盤調査では、その地盤の状態を確認し、住宅の重さに耐えられる土地か調べます。土地の強さは見た目で判断することが難しく、調べてみないとわかりません。硬い地盤であるほうが安心につながります。また住宅を建てるには、軟弱な土地と判断された場合は地盤改良を行う必要があり、度合いによって改良の費用も変わってきます。また一般的に敷地調査は購入前にも行うことができますが、地盤調査は購入前に調査できない場合が多く、購入前に行う場合は許可が必要となります。

4.間取りと資金計画

土地の候補が見つかり購入を進めていくタイミングで、間取りと資金計画も並行して行っていくことになります。実際に家づくりで叶えたいことを住宅会社と打合せしていきますが、この時にしっかりと細かいところまで要望を伝え、相違がないように打合せを進めていくことで、思っていたイメージと違うなどのギャップをなくすことができます。

外観や構造に関する部分は打合せの後半では変更が難しい場合があるので、優先順位をつけて要望を伝えておくと、要望に沿った外観、間取りをスムーズに設計してもらうことができます。家づくりは決めないといけないことがたくさんありますが、楽しみながら進めていきましょう。

5.住宅ローン事前審査と建築請負契約

間取りが決まり、土地代と合わせて家にかかる総予算がおおよそでわかった段階で住宅ローンの事前審査を申し込みます。住宅ローンは事前審査と本審査の2つがあり、住宅会社によっては事前審査のタイミングはもっと早い段階で行う場合もあり、状況に合わせて対応することになります。事前審査を無事に通過したら、今度は住宅会社と建築請負契約を結びます。契約後は住宅会社は着工に向けて準備を進めていきます。

6.住宅ローン本審査と土地売買契約

事前審査を行った銀行や金融機関に本審査を申し込みます。本審査では事前審査よりも厳密な審査が行われます。添付書類も多く、不備があると審査に通らない原因となるので注意しましょう。住宅ローンの融資で土地代金を支払う場合はつなぎ融資で土地決済もこのタイミングで行います。

7.建築確認申請・建物詳細打合せ

ここまでくると着工まであと少しです!住宅会社は建築確認申請を提出し、計画している建築物が建築基準法に適合しているかどうかをチェックされます。適合していることが確認されると確認済証が発行され、工事を進めていくことができます。このチェックを進めてもらっている時間で、さらに建物の詳細部分について最終の打合せを進めていきます。詳細打合せでは内装のクロスや照明計画、外構など細かいところまで最終決定していきます。

8.地鎮祭

地鎮祭とは建物を建てる前に神主を招き、建築工事の無事を祈願するための儀式です。神主さんは住宅会社が手配してくれるので、当日は神主さんへのお礼である「初穂料(玉串料・神饌料)」を持参しましょう。

一般的に初穂料は3万円ぐらいとされています。服装は自由とされており、フォーマルな人もいれば普段着の人もいます。特に決まりはないですが、半ズボンやサンダルは避けましょう。また雨天でも住宅会社の判断でテントを立てて、行う場合もあります。前日が雨だった場合、土の足元が悪くなりますので、運動靴やレインブーツも検討しましょう。

9.着工~建築中

いよいよ着工です!家の建築にはおおよそ4ヶ月〜6ヶ月ぐらいかかります。建築中も住宅会社に相談すれば建築現場を見にいくことができます。建築に関わってくれている大工さんや業者の方とも挨拶できるチャンスです。

建築中の家を見る機会はあまりないので、完成してしまうと見えない部分もこのタイミングなら見ることができます。作業内容によっては危険が伴いますので、見学する際は必ず事前に住宅会社に相談してから行くようにしてくださいね。

10.完了検査・お引き渡し

工事完了後は、計画どおりに工事がされているか最終チェックが行われます。工事完了検査(完了検査)を受け、検査済証が発行されると、いよいよお引き渡しです。鍵と保証書など必要書類を受け取り、住宅設備の説明を受けてお引き渡し完了になります。

家づくりの流れを10のSTEPに分けて解説しましたが、家づくりにかかる期間はスムーズにいけば1年〜1年半です。土地探しや建てたい土地の条件によっては2年以上かかる場合もあります。後悔のない家づくりをするためにも、家づくりの流れを把握することで、逆算してスケジュールを立てて、家づくりをスムーズに進めていくことができます。

家づくりの流れをわかりやすく解説!10ステップで理想の家が建てられます。

AQ HAUSでは土地探しからサポートする土地探しサービスがあります。土地探しの段階から家づくりも同時に考えることで、後悔のない家づくりを最大限にお手伝いさせていただきます。

ぜひお問い合わせくださいませ。