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【節電対策】エアコンを効率よく使おう!

【節電対策】エアコンを効率よく使おう!
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電気代は2023年6月頃から上がり始め、現時点までですでに3,000円〜5,000円ほど値上がりしています。電気代の値上がりはみなさんも感じていると思いますが、集合住宅から一戸建てに引っ越した場合、電気代が高く感じるはずです。それは電気代のプランはブレーカーの大きさで決まっていることが多く、一戸建てでは大きいブレーカーが備わっているため基本料金が高くなります。さらに、今の時代はネット環境が必須であったり、昔に比べると日常生活において電力を必要とするものが多くあり、そもそも電気の消費量が上がっているのです。

この記事では特に電気代を大きく左右するエアコンの効率的な使い方についてご紹介します。

エアコンの節電方法

【節電対策】エアコンを効率よく使おう!

節電効果のある温度設定

エアコンの節電では、設定温度を夏は28℃、冬は20℃を目安に設定することで外と室内の気温差が小さくなり節電効果があります。特に冬はエアコンの温度を1℃下げるだけで約10%の節電効果があります。

運転機能別の役割

エアコンには冷房・暖房・除湿・送風など大きく分けると4つの運転機能があります。この4つの機能はそれぞれ効果が違います。

冷房は温度を下げる機能、暖房は温度を上げる機能、除湿は部屋の湿度を下げる機能、送風は温度を左右するものではなく、風を送り部屋の空気を循環させ室内の温度を均一にする機能です。

機能別消費電力の違い

役割は理解しているものの、どれが一番電力を消費し、それぞれの効果の違いを知らずに使っている人も多いのではないでしょうか?比較してみるとこのようになります。

こんな表を入れたい↓

【節電対策】エアコンを効率よく使おう!

お掃除の頻度

エアコンを長期間掃除せずに使用し続けると、フィルターが目詰まりしてしまい必要以上にエアコンに負担がかかります。定期的にフィルターを確認し、こまめに掃除しましょう。長期間の放置はエアコンの故障に繋がります。

室外機への対策

室外機に直射日光が当たり、本体が高温になってしまうとエアコンの効きが悪くなり消費電力が増えてしまいます。また、室外機は外に置かれることを前提に作られているため、特別な掃除は入りませんが、異音がしたり汚れがびっしりついている場合は掃除をすることで省エネの効果が上がり節電に繋がります。

室内環境を整える

カーテンを開けたり、閉めたりすることで冬は日光を室内に取り込み、夏は日光を遮ることでエアコンを効率よく使用できます。また窓に断熱シートを貼ったりすることで、外の気温の影響を受けづらくなります。

エアコンの選び方

広さに適したエアコンを選び

エアコンのサイズはカタログに畳数の目安が記載されています。6〜8畳というように一定の幅が設けられています。これはこの広さの部屋に最適という意味ではありません。密閉度が高い住宅であれば8畳に適していますが、密閉度の低い木造の家では6畳で最適という意味になるので注意が必要です。木造の密閉度が低い8畳の部屋では思ったようにエアコンが効かない可能性があるということです。

省エネ性能が高いエアコンを選ぶ

当たり前ですが省エネ性能の高いエアコンを設置するだけで、節電効果が高いです。10年前のエアコンと今のエアコンでは年間17%の節電効果に差が出るといわれます。また最適な温度管理ができるような機能が搭載されているエアコンを選ぶことで、効率的にエアコンを使うことができるので節電効果も高くなります。

節電するならやってはいけないこと

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頻繁な電源のオンオフ

頻繁に電源を入れたり、切ったりするのは節電にはなりません。なぜなら運転時に多くの電力を必要とするため頻繁に入れたり、切ったりを繰り返すのではなく自動運転で継続させる方が電力をあまり使わずに一定の室温を保つことができます。

初めから弱で運転する

電気代を抑えようと初めから弱に設定して運転してしまうと、設定温度に達するまでに時間がかかり電力を多く消費してしまいます。運転は自動運転が一番節電効果があります。

効率を考えない風向き

夏の風向きは少し上向きか水平、冬は下向きです。それは空気と温度の性質上、温かい空気は上へいき、冷たい空気は下にいくためです。夏は上向きか水平にしておくと空気が循環し部屋全体が涼しくなります。冬は下に温かい風を送ることで下に溜まっている冷たい空気を持ち上げ、部屋全体を効率良く温めることができます。

この記事のまとめ

効率の良い使い分けで節電効果を高めよう

節電するには、エアコンを効率よく使うことです。温度設定や機能の使い分け、エアコン掃除やメンテナンスを意識し、日常で今すぐできることからやってみましょう。さらに、これからエアコンを購入する人、買い替えを検討している人は省エネ性能の高いエアコンを採用することで、節電効果を高めることができます。